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178万円の壁とは?いつから始まるの?基礎知識をチェック

「178万円の壁」という言葉、最近ニュースやSNSでよく見かけるようになりましたよね。

「これって私の手取りに関係あるの?」

「もっと働けるようになるの?」

と、気になっている方も多いはずです。

この記事では、「178万円の壁」について、これまでの「103万円の壁」や「130万円の壁」との違いを交えながら、わかりやすく解説します。

もしこの改正が実現すれば、私たちの働き方は大きく変わるかもしれません。これからのライフプランを考えるヒントになりましたらうれしいです。


まずは、そもそも「178万円の壁」とは何なのか、なぜ話題になっているのかを整理しましょう。

目次

「年収の壁」が引き上げられるかもしれない!

これまで、パートやアルバイトで働く人にとって、所得税がかかり始めるボーダーラインは「年収103万円」でした。
これを「年収178万円」まで引き上げようという提案が、いま注目されています。

なぜ「178万円」なの?

数字の根拠はシンプルです。

現在の「103万円の壁」が作られたのは1995年。
それから約30年で、最低賃金は約1.73倍に上がりました。

  • 昔の基準(103万円)のままでは、すぐに壁を超えてしまう!

    ▶︎だから、壁も最低賃金の上昇率に合わせて1.78倍(約178万円)にしよう!

という考え方なのです。

いつから始まるの?

現時点(2025年年末時点)では、まだ決定事項ではありません。

しかし、「働き控え」を解消するための大きな一手として期待されています。
今後の税制改正のニュースは要チェックです!

今さら聞けない!
既存の「年収の壁」をおさらい

新しい壁の話を理解するために、現在私たちを悩ませている「壁」について、サクッとおさらいしましょう。
ここを理解すると、178万円のメリットがより深く分かります。

ここには大きく分けて
「税金の壁」「社会保険の壁」の2種類があります。

1. 税金の壁(103万円・150万円・201万円)

これらは「税金を払うか」「家族(配偶者)の税金が安くなるか」のラインです。

  • 103万円の壁
    • これを超えると、あなた自身に所得税がかかります。
    • また、配偶者の会社によっては「家族手当」が出なくなるラインでもあります。
  • 150万円の壁
    • 配偶者(夫など)が「配偶者特別控除」を満額(38万円)受けられる上限です。これを超えても急に損をするわけではなく、徐々に控除額が減っていくだけです。
  • 201万円の壁
    • 配偶者特別控除が完全にゼロになるラインです。

2. 社会保険の壁(106万円・130万円)

実は、手取りへの影響が一番大きいのがこちらです。

  • 106万円の壁
    • 従業員数51人以上の企業などで働く場合、社会保険(厚生年金・健康保険)への加入義務が発生します。
    • 手取りは減りますが、将来の年金が増えるメリットもあります。
  • 130万円の壁
    • すべての人において、扶養から外れて自分で社会保険に入る必要があります。
    • 注意! ここを超えると、年収が150万円くらいになるまで、逆に手取りが減ってしまう「働き損」が発生しやすいゾーンです。

もし「178万円の壁」になったらどうなる?メリットを解説

では、もし基礎控除等が引き上げられて「103万円」が「178万円」になったら、私たちにはどんないいことがあるのでしょうか?前向きな変化を見てみましょう。

メリット1
所得税がかからなくなる!

年収178万円までは所得税が0円になります。

現在、年収178万円の人は年間で数万円〜十数万円程度の所得税を払っているケースがありますが、これが手元に残ることになります。

  • シンプルに手取りアップ!
  • 年末調整での戻りが増えるかも?

メリット2
働き控えをしなくて済む(かもです)

「12月だからシフト減らさなきゃ…」という悩みから解放される可能性があります。

特に学生アルバイトの方や、社会保険上の扶養を気にしない兼業主婦(夫)の方にとっては、今までよりもガッツリ稼げるようになります。

ポイント

「手取りが増える」=「使えるお金が増える」

物価高が続く今、税金が引かれない範囲が広がるのは、家計にとって本当に嬉しいニュースですよね。


【重要】ここに注意!社会保険の壁はどうなる?

ここで一つ、非常に重要なポイントがあります。

「178万円の壁(税金)」が変わっても、「106万円・130万円の壁(社会保険)」がそのままだとどうなるのでしょうか?

社会保険の壁が残ると…?

いくら税金の壁が178万円になっても、130万円を超えた時点で社会保険料(年収の約15%前後)の支払いが発生してしまいます。

  • 現状の懸念点

    税金の壁だけ引き上げられても、社会保険の壁が変わらなければ、結局「130万円」で働くのを止めてしまう人が多いままかもしれません。
    (※政府は現在、この社会保険の壁についても見直しを検討中のようです)

期待される「セット改革」

理想的なのは、「税金の壁」の引き上げと同時に、「社会保険の壁」もスムーズに解消されることです。

これらがセットで解決されれば、本当に「働けば働くほど手取りが増える」シンプルな社会になります。

  • 今後のチェックポイント

    ニュースを見る時は、「178万円」という数字だけでなく、「社会保険の壁はどうなるの?」という点にも注目してみてください。

働き方がもっと自由に、前向きになる未来

「178万円の壁」について解説してきましたが、いかがでしたか?

最後にポイントをまとめます。

  • 178万円の壁とは?
    現在の「103万円(税金の壁)」を、最低賃金の上昇に合わせて引き上げようという案。
  • 最大のメリット
    所得税がかからない範囲が広がり、手取りが増えるチャンス!
  • 気をつけること
    「社会保険の壁(106万・130万)」がどう扱われるかが、働きやすさのカギを握る。

「もっと働きたいけど、損はしたくない」と悩んでいた方にとって、未来は明るい方向に進もうとしています。

制度が変われば、あなたのライフスタイルに合わせた、より自由な働き方が選べるようになります。

難しい言葉も多いですが、ぜひ前向きな気持ちで、これからのニュースをチェックしていきましょう!


まずは、ご自身の昨年の源泉徴収票を確認して、
「あとどれくらい働けそうか」「もし壁がなくなったらどれくらい収入が増えるか」などをざっくりシミュレーションして自分の数字を知っておくと、制度が変わった時にすぐ動けると思います!

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